Reference · 用語集

パチンコ用語集

収支をプラスにするために必要な語だけ。演出用語は入れていない。

最終更新 2026-11-01 ★ = レッスン0001で使う語 レッスン 0001 ボーダー早見表

この用語集が表記のSSoT。以降のレッスンはすべてこの語・この定義で書く。わからん語が出てきたらまずここを引く。

1. お金と玉

貸玉・交換まわり。ここを間違えると期待値計算が全部ずれる。
#用語意味
1玉(たま)★パチンコの遊技媒体。店から借りて打ち、増えた分を景品に交換する。法律上「換金」ではなく景品交換。
2貸玉料金★玉1個を借りる値段。4円パチンコなら1玉4円なので、1,000円 = 250玉。1円パチンコなら1,000円 = 1,000玉。
34円パチンコ/1円パチンコ★貸玉料金による区分。「4パチ」「1パチ」とも。期待値稼働はふつう4円で行う(同じ回転率でも金額ベースの期待値が4倍になるため)。
4交換率(換金率)★出玉1個が最終的に何円になるか。特殊景品の総額 ÷ 流した玉数で求める。4円なら等価、3.57円なら28玉で1,000円分。
5等価交換★貸玉料金と交換率が一致する状態(4円で借りて4円で換わる)。東京都は2015年11月から業界の自主規制で廃止、現在は28玉=約3.57円が主流。
6差損非等価の店で、現金で買った玉(4円)と換金価値(例3.57円)の差から出る損。1,000円あたり約120円。これがボーダーを押し上げる。
7特殊景品玉と交換する景品。これを店外の交換所で現金化する三店方式が成立している。大・中・小のサイズがあり、小景品の端数は切り捨てになりやすい。
8無制限一度出した玉を、その日ずっと持ち玉として使い回せる営業形態。持ち玉比率が上がるのでボーダーが下がる=有利。
91回交換大当りが終わるたびに玉を流して交換させる営業形態。持ち玉で打てないので毎回現金投資になり、ボーダーが大きく上がる=不利。
10持ち玉/現金投資★出玉を打つのが持ち玉遊技、玉を買って打つのが現金投資。非等価では持ち玉のほうが1玉あたり得なので、持ち玉比率が収支を左右する。
11持ち玉比率その日打った玉のうち持ち玉だった割合。業界のシミュレータは65%を標準前提に置くことが多い。

2. 台の性能

スペック表に書いてある数字の読み方。
#用語意味
12大当り確率★1回転あたりの当選確率。1/319のように分母で書く。分母が大きいほど重い。
13初当り★通常時(電サポに入っていない状態)から引いた最初の大当り。連チャンの起点。期待値計算の単位はここ。
14甘デジ/ライトミドル/ミドル大当り確率による俗称。目安は甘デジ1/99前後、ライトミドル1/180前後、ミドル1/320前後。分母が重いほど出玉は大きく、分散(収支の振れ幅)も大きい。
15ヘソ(始動口)★通常時に玉を入れて抽選を受ける入賞口。盤面中央下。ここに入った回数がそのまま回転数になる。
16入賞★玉が「賞球(払い出し)のある穴」に入ること。入ると玉が何個か返ってくる。スルーは賞球がないので入賞には含まない。
17賞球★入賞1回につき払い出される玉の数。入賞口ごとに決まっていて、法律上は1〜15個の範囲。打った玉が全部消えるわけではないのは、これがあるから。
18一般入賞口大当り抽選はなく、賞球だけが出る入賞口。盤面の左右下あたりにある狭い穴。ここの入りやすさがベースを左右するので、店はここの釘でも回転率を調整できる。
19アタッカー(大入賞口)大当り中だけ開く大きい口。法律上の名称は「大入賞口」。1玉入賞ごとに10〜15個前後の賞球があり、出玉の本体はここから出る。
20スルー(スルーチャッカー)玉が通過するだけのゲート。賞球は0個。ここを通ると「電チューを開けるか」の抽選が走る。大当り抽選とは別物。
21アウト口どこにも入らんかった玉が、盤面下から回収される穴。打った玉の大半はここへ行く。これが玉が減る正体。
22電チュー★「電動チューリップ」の略。羽根が電動で開く入賞口。通常時は閉じていて、電サポ中だけパカパカ開く。玉がスルー(#20)を抜けると開放抽選が走り、当たれば開く。
23電サポ★「電動チューリップサポート」の略。電チューが頻繁に開いて玉を拾ってくれるため、玉がほとんど減らないまま抽選を受け続けられる状態の総称。時短・確変(ST)・RUSH・チャンスタイムはすべて電サポの一種で、呼び方が機種ごとに違うだけ。電サポ中の回転は回転率の計算に入れない(玉が減らないので、混ぜると台の良し悪しが見えなくなる)。
24時短電サポのうち、大当り確率は通常のまま、回数だけ決まっているもの。規定回数を消化して当たらなければ通常時に戻る。出玉はほぼ増減しない。
25ST(確変)電サポのうち、大当り確率そのものが高くなっているもの。規定回転数内に当たれば継続する。ここでの連チャンが出玉の本体。
26ベース通常時に玉がどれだけ減らずに済むかの指標。入賞口の払い出しで戻ってくる分が多いとベースが高く、同じ釘でも回転率が上がる。
27遊タイム通常時に規定回転数を消化すると時短に入る救済機能。2019年12月の解釈基準変更で搭載可能になり、2020年4月からホール導入。時短の上限は大当り確率分母の3.8倍以下。発動間近の台は狙い目になる。
28ラッキートリガー(LT)2024年3月の日工組内規改定で導入された上位RUSH。突入率は低いが継続率が高く、一撃の出玉が大きい。LT3.0プラス(2025年7月)では獲得出玉期待値の上限が6,400個未満まで緩和された。
29スマパチ玉が筐体内を循環し、持玉をICカードで管理する遊技機。2022年末に初設置、2023年から本格導入(導入時期は媒体により記述が分かれる)。上皿・下皿・玉貸ボタンがない。
30釘(ゲージ)盤面の釘の配列。店が曲げて調整できるので、同じ機種でも台ごと・日ごとに回転率が変わる。これが台選びが必要な理由そのもの。
31命釘ヘソの直前にある2本の釘。ここの開き具合で回転率が大きく変わる。釘読みの中心。

3. 勝ち負けを測る言葉

ここが期待値稼働の語彙の中心。★は全部覚える。
#用語意味
32回転率★千円でヘソに何回入ったか。通常時の回転数 ÷ 投資額(千円)。この1つの数字が収支の大半を決める。
33ボーダーライン★収支がちょうどゼロになる回転率。機種・交換率・営業形態ごとに決まっていて、調べればわかる。現行のミドル機なら等価で17〜19回転が目安。
34回収率(ペイアウト率)★実測回転率 ÷ ボーダー × 100。100%未満は打てば打つほど負ける領域。
35期待値★その行動を無限回くり返したときの1回あたり平均収支。ボーダー超えの台を打つ=期待値がプラスの選択を積むこと。
36分散収支の振れ幅。期待値がプラスでも、分散が大きければ短期では平気で負ける。ミドル機は分散が大きい。
37ハマリ大当りを引けずに回転数が伸びること。確率どおりの現象で、台の調子ではない。
38データカウンター台の上にある表示機。回転数・大当り回数・前日までの履歴が見られる。回転率の実測に使う。
39止め打ち/ひねり打ち玉の発射を止めたり、打ち出しの強さを変えて無駄玉を減らす技術。回転率を数%押し上げる。ボーダーぎりぎりの台を勝ち台に変える手段。
40期待値稼働★ボーダーを超えた台だけを選んで打ち続ける立ち回り。「打ちたいから打つ」ではなく「数字がプラスだから打つ」。打たずに帰る日があるのが正常。
41軍資金下振れに耐えるための資金。兼業なら20万円前後、専業なら100〜200万円以上が目安とされる。資金が足りないと、期待値プラスでも破産して退場する。
注意

業界メディアやブログは用語の定義が揺れている(特に「遊パチ」「甘デジ」の線引き、スマパチの導入時期)。この用語集では複数ソースで一致した定義を採り、分かれているものはその旨を書いた。数値の一次確認は なな徹のシミュレータ値を正として当たる。