Reference · 用語集
パチンコ用語集
収支をプラスにするために必要な語だけ。演出用語は入れていない。
この用語集が表記のSSoT。以降のレッスンはすべてこの語・この定義で書く。わからん語が出てきたらまずここを引く。
1. お金と玉
| # | 用語 | 意味 |
|---|---|---|
| 1 | 玉(たま)★ | パチンコの遊技媒体。店から借りて打ち、増えた分を景品に交換する。法律上「換金」ではなく景品交換。 |
| 2 | 貸玉料金★ | 玉1個を借りる値段。4円パチンコなら1玉4円なので、1,000円 = 250玉。1円パチンコなら1,000円 = 1,000玉。 |
| 3 | 4円パチンコ/1円パチンコ★ | 貸玉料金による区分。「4パチ」「1パチ」とも。期待値稼働はふつう4円で行う(同じ回転率でも金額ベースの期待値が4倍になるため)。 |
| 4 | 交換率(換金率)★ | 出玉1個が最終的に何円になるか。特殊景品の総額 ÷ 流した玉数で求める。4円なら等価、3.57円なら28玉で1,000円分。 |
| 5 | 等価交換★ | 貸玉料金と交換率が一致する状態(4円で借りて4円で換わる)。東京都は2015年11月から業界の自主規制で廃止、現在は28玉=約3.57円が主流。 |
| 6 | 差損 | 非等価の店で、現金で買った玉(4円)と換金価値(例3.57円)の差から出る損。1,000円あたり約120円。これがボーダーを押し上げる。 |
| 7 | 特殊景品 | 玉と交換する景品。これを店外の交換所で現金化する三店方式が成立している。大・中・小のサイズがあり、小景品の端数は切り捨てになりやすい。 |
| 8 | 無制限 | 一度出した玉を、その日ずっと持ち玉として使い回せる営業形態。持ち玉比率が上がるのでボーダーが下がる=有利。 |
| 9 | 1回交換 | 大当りが終わるたびに玉を流して交換させる営業形態。持ち玉で打てないので毎回現金投資になり、ボーダーが大きく上がる=不利。 |
| 10 | 持ち玉/現金投資★ | 出玉を打つのが持ち玉遊技、玉を買って打つのが現金投資。非等価では持ち玉のほうが1玉あたり得なので、持ち玉比率が収支を左右する。 |
| 11 | 持ち玉比率 | その日打った玉のうち持ち玉だった割合。業界のシミュレータは65%を標準前提に置くことが多い。 |
2. 台の性能
| # | 用語 | 意味 |
|---|---|---|
| 12 | 大当り確率★ | 1回転あたりの当選確率。1/319のように分母で書く。分母が大きいほど重い。 |
| 13 | 初当り★ | 通常時(電サポに入っていない状態)から引いた最初の大当り。連チャンの起点。期待値計算の単位はここ。 |
| 14 | 甘デジ/ライトミドル/ミドル | 大当り確率による俗称。目安は甘デジ1/99前後、ライトミドル1/180前後、ミドル1/320前後。分母が重いほど出玉は大きく、分散(収支の振れ幅)も大きい。 |
| 15 | ヘソ(始動口)★ | 通常時に玉を入れて抽選を受ける入賞口。盤面中央下。ここに入った回数がそのまま回転数になる。 |
| 16 | 入賞★ | 玉が「賞球(払い出し)のある穴」に入ること。入ると玉が何個か返ってくる。スルーは賞球がないので入賞には含まない。 |
| 17 | 賞球★ | 入賞1回につき払い出される玉の数。入賞口ごとに決まっていて、法律上は1〜15個の範囲。打った玉が全部消えるわけではないのは、これがあるから。 |
| 18 | 一般入賞口 | 大当り抽選はなく、賞球だけが出る入賞口。盤面の左右下あたりにある狭い穴。ここの入りやすさがベースを左右するので、店はここの釘でも回転率を調整できる。 |
| 19 | アタッカー(大入賞口) | 大当り中だけ開く大きい口。法律上の名称は「大入賞口」。1玉入賞ごとに10〜15個前後の賞球があり、出玉の本体はここから出る。 |
| 20 | スルー(スルーチャッカー) | 玉が通過するだけのゲート。賞球は0個。ここを通ると「電チューを開けるか」の抽選が走る。大当り抽選とは別物。 |
| 21 | アウト口 | どこにも入らんかった玉が、盤面下から回収される穴。打った玉の大半はここへ行く。これが玉が減る正体。 |
| 22 | 電チュー★ | 「電動チューリップ」の略。羽根が電動で開く入賞口。通常時は閉じていて、電サポ中だけパカパカ開く。玉がスルー(#20)を抜けると開放抽選が走り、当たれば開く。 |
| 23 | 電サポ★ | 「電動チューリップサポート」の略。電チューが頻繁に開いて玉を拾ってくれるため、玉がほとんど減らないまま抽選を受け続けられる状態の総称。時短・確変(ST)・RUSH・チャンスタイムはすべて電サポの一種で、呼び方が機種ごとに違うだけ。電サポ中の回転は回転率の計算に入れない(玉が減らないので、混ぜると台の良し悪しが見えなくなる)。 |
| 24 | 時短 | 電サポのうち、大当り確率は通常のまま、回数だけ決まっているもの。規定回数を消化して当たらなければ通常時に戻る。出玉はほぼ増減しない。 |
| 25 | ST(確変) | 電サポのうち、大当り確率そのものが高くなっているもの。規定回転数内に当たれば継続する。ここでの連チャンが出玉の本体。 |
| 26 | ベース | 通常時に玉がどれだけ減らずに済むかの指標。入賞口の払い出しで戻ってくる分が多いとベースが高く、同じ釘でも回転率が上がる。 |
| 27 | 遊タイム | 通常時に規定回転数を消化すると時短に入る救済機能。2019年12月の解釈基準変更で搭載可能になり、2020年4月からホール導入。時短の上限は大当り確率分母の3.8倍以下。発動間近の台は狙い目になる。 |
| 28 | ラッキートリガー(LT) | 2024年3月の日工組内規改定で導入された上位RUSH。突入率は低いが継続率が高く、一撃の出玉が大きい。LT3.0プラス(2025年7月)では獲得出玉期待値の上限が6,400個未満まで緩和された。 |
| 29 | スマパチ | 玉が筐体内を循環し、持玉をICカードで管理する遊技機。2022年末に初設置、2023年から本格導入(導入時期は媒体により記述が分かれる)。上皿・下皿・玉貸ボタンがない。 |
| 30 | 釘(ゲージ) | 盤面の釘の配列。店が曲げて調整できるので、同じ機種でも台ごと・日ごとに回転率が変わる。これが台選びが必要な理由そのもの。 |
| 31 | 命釘 | ヘソの直前にある2本の釘。ここの開き具合で回転率が大きく変わる。釘読みの中心。 |
3. 勝ち負けを測る言葉
| # | 用語 | 意味 |
|---|---|---|
| 32 | 回転率★ | 千円でヘソに何回入ったか。通常時の回転数 ÷ 投資額(千円)。この1つの数字が収支の大半を決める。 |
| 33 | ボーダーライン★ | 収支がちょうどゼロになる回転率。機種・交換率・営業形態ごとに決まっていて、調べればわかる。現行のミドル機なら等価で17〜19回転が目安。 |
| 34 | 回収率(ペイアウト率)★ | 実測回転率 ÷ ボーダー × 100。100%未満は打てば打つほど負ける領域。 |
| 35 | 期待値★ | その行動を無限回くり返したときの1回あたり平均収支。ボーダー超えの台を打つ=期待値がプラスの選択を積むこと。 |
| 36 | 分散 | 収支の振れ幅。期待値がプラスでも、分散が大きければ短期では平気で負ける。ミドル機は分散が大きい。 |
| 37 | ハマリ | 大当りを引けずに回転数が伸びること。確率どおりの現象で、台の調子ではない。 |
| 38 | データカウンター | 台の上にある表示機。回転数・大当り回数・前日までの履歴が見られる。回転率の実測に使う。 |
| 39 | 止め打ち/ひねり打ち | 玉の発射を止めたり、打ち出しの強さを変えて無駄玉を減らす技術。回転率を数%押し上げる。ボーダーぎりぎりの台を勝ち台に変える手段。 |
| 40 | 期待値稼働★ | ボーダーを超えた台だけを選んで打ち続ける立ち回り。「打ちたいから打つ」ではなく「数字がプラスだから打つ」。打たずに帰る日があるのが正常。 |
| 41 | 軍資金 | 下振れに耐えるための資金。兼業なら20万円前後、専業なら100〜200万円以上が目安とされる。資金が足りないと、期待値プラスでも破産して退場する。 |
注意
業界メディアやブログは用語の定義が揺れている(特に「遊パチ」「甘デジ」の線引き、スマパチの導入時期)。この用語集では複数ソースで一致した定義を採り、分かれているものはその旨を書いた。数値の一次確認は なな徹のシミュレータ値を正として当たる。